本日13時から旧端出場水力発電所の寄贈について
住友共同電力社長と新居浜市長の間で覚書が交わされました。
4月1日から新居浜市の所有となります。http://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/detail.php?lif_id=14423
3月24日の13時から別子銅山の産業遺産の代表的な物件であり、「マイントピア別子」の端出場記念館のモデルにもなった、「旧端出場水力発電所」の寄贈式が所有者の住友共同電力(株)と新居浜市の間で行われました。
旧端出場水力発電所は、明治45年(1907)に建設され昭和45年(1970)までの64年間、別子銅山で使用する電力の供給を担った発電所でした。
597.18メートルの落差を利用した発電は、当時としては日本一のものでした。
発電所内には、ドイツ製の発電機や調速機が稼働時の状態で保存されており、電力関係の技術史にとっても大変重要なものです。
